発達特性・働く人のメンタルケアに強い精神科です

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睡眠・SAS

このページでわかること

「睡眠・SAS」に関する主な困りごと、受診を考える目安、当院での相談についてご案内します。

「寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「いびきが大きい」「日中に強い眠気がある」など、睡眠の悩みにはさまざまな原因があります。当院では、こころの状態や生活リズム、服薬なども確認しながら、必要に応じて睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性も評価します。

当院では、SASが疑われる方の自宅での簡易検査から、CPAP治療の導入・継続管理まで対応しています。
検査結果や症状から、より詳しい検査や専門的な評価が必要と判断した場合は、睡眠医療の専門機関などと連携します。

運転中や仕事中に眠り込みそうになる方へ
強い眠気がある状態での車の運転や、危険を伴う機械の操作は避けてください。居眠りや「ヒヤリ」とした経験がある場合も、早めに医療機関へ相談し、診察時にその状況をお伝えください。

このような症状はありませんか

眠りに関する困りごと

  • 寝つくまでに時間がかかる
  • 夜中や早朝に目が覚め、その後眠れない
  • 十分な時間眠っても、休んだ感じがしない
  • 生活リズムがずれ、希望する時間に眠れない・起きられない
  • 日中の眠気、だるさ、集中力の低下が続く

SASが疑われるサイン

  • 大きないびきを指摘される
  • 睡眠中に呼吸が止まる、息苦しそうにあえぐと言われる
  • 夜中に何度も目が覚める、寝汗をかく
  • 起床時の頭痛、口の渇き、強い疲労感がある
  • 会議中や移動中など、眠ってはいけない場面でも眠ってしまう

眠れない原因はSASだけではありません

不眠や日中の眠気には、SAS以外にもさまざまな原因があります。寝つきの悪さや途中で目が覚める症状だけで、SASと判断することはできません。

  • ストレス、不安、うつなどのこころの状態
  • 睡眠時間の不足や生活リズムのずれ
  • 飲酒、カフェインなどの影響
  • 服用中のお薬の影響
  • 身体疾患や他の睡眠障害

診察では、症状や生活状況を確認したうえで、必要な検査や治療を検討します。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

SASは、睡眠中に無呼吸や浅い呼吸を繰り返す病気です。睡眠中に酸素が低下したり眠りが分断されたりすることで、日中の眠気、集中力低下、頭痛、疲労感などにつながります。ご本人が気づきにくく、ご家族からのいびきや無呼吸の指摘が受診のきっかけになることもあります。

いびきや眠気があっても、原因がSASとは限りません。睡眠時間、生活リズム、こころの状態、身体疾患、飲酒、服用中のお薬なども確認しながら評価します。

当院でのSAS検査

診察で症状や睡眠状況を確認し、SASが疑われる場合は、ご自宅で行う簡易検査(睡眠時呼吸検査)をご案内します。検査機器を装着して普段と同じように就寝し、気流や血液中の酸素の状態など、睡眠中の呼吸に関するデータを測定します。

  1. 診察:いびき、無呼吸の指摘、日中の眠気、睡眠時間、持病、飲酒、服薬などを確認します。
  2. 自宅での簡易検査:検査機器を使用し、ご自宅で睡眠中の呼吸状態を測定します。
  3. 結果説明:検査結果だけでなく、症状や身体の状態もあわせて評価します。
  4. 治療:CPAP治療の適応がある場合は、当院で治療を開始し、その後の継続管理も行います。
  5. 必要に応じた連携:簡易検査だけでは十分に評価できない場合や、より詳しい睡眠検査、他の睡眠障害についての専門的な評価が必要な場合は、専門医療機関と連携します。

簡易検査だけでは十分でない場合

自宅での簡易検査はSASの評価に役立ちますが、すべての方について簡易検査だけで診断や治療方針を決められるわけではありません。検査結果と症状が一致しない場合や、より詳しく睡眠の状態を調べる必要がある場合には、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)などの詳しい検査をご案内することがあります。

また、日中の強い眠気の原因としてナルコレプシーなど他の睡眠障害が疑われる場合など、当院での簡易検査とは異なる専門的な検査が必要なときは、適切な専門医療機関をご紹介します。

CPAP治療について

CPAP(持続陽圧呼吸療法)は、睡眠中にマスクから空気を送り、気道がふさがらないようにする治療です。検査結果、症状、身体の状態、保険診療上の基準などを確認したうえで適応を判断します。

CPAPの適応がある場合は、当院でCPAP治療を開始し、その後も継続して管理します。治療開始後は、使用状況や症状の変化などを診察で確認しながら治療を続けます。

必要に応じて、体重管理、飲酒、睡眠姿勢などについてもご相談します。また、状態によっては他の診療科や歯科などとの連携を検討します。

受診をおすすめする目安

  • いびきや無呼吸を繰り返し指摘される
  • 日中の眠気や集中力低下が仕事・家事・運転に影響している
  • 眠れない状態が続き、生活への支障やつらさがある
  • 高血圧などの持病があり、睡眠中の呼吸も心配している
  • 睡眠薬を使用していても十分に改善しない、または服用について相談したい

初診時に役立つもの

すべてそろっていなくても受診できます。お持ちの場合は、次の情報が診察の参考になります。

  • 就寝・起床時刻、途中で目が覚めた回数、昼寝などの記録
  • いびきや無呼吸について、ご家族などから聞いた内容
  • お薬手帳、健診結果、これまでの睡眠検査結果
  • 眠気が起きやすい時間帯や、居眠り・ヒヤリとした場面のメモ