初めまして。山内といいます。

山内といいます。

このブログでは日々の診療上で感じたことや精神医学、脳科学などの最近の研究からの話などをつらつらと紹介してゆこうと思います。

とはいえ初回なので開業に際しての所感などを書いてゆこうと思います。

開業について

開業の発端は、勤務医としてはそこまで不満はなかったものの病院の決め事や転勤などでの引継ぎなどなど環境の要因で診療をスムーズに運べず少しずつ不自由さを感じ、募っていったことでした。そうこうしているうちに縁があり友人が開業をする様を目にし、開業医としてであればその不自由さが少なくなるなというので思い立ったのがだいたい１年ほどまえのことでした。

そこから少しずつ準備をしてゆきうまくいかないこともありましたが、いろいろな方の縁に恵まれなんとか開業することができました。不十分なところもあるのですが、徐々に洗練してゆければと思います。

かなり悩んだし今も悩んでいるところはDXでしょうか。電子カルテ、予約システムの普及は進んでいますが、決済までは精神科の特性を考えるとなかなかうまくいきません。内科等ではスムーズに運ぶのでしょうが、精神科は公的扶助により医療費負担がちょくちょく変わるので返金作業というのがそれなりに発生します。そうすると一度決済を行ったものをさかのぼって修正することも起こるので作業が煩雑になりますし、そもそも返金登録ができな決済方法があります。明細書のお渡しも大切になるのでなかなか事務処理の時間が短縮できません。また、キャッシュレス決済になると契約上未来のサービスに対しての決済が禁止されているので、例えば診断書や診療情報提供書ですが、料金をいただいた後ででき次第お渡し、というのができません。キャッシュレスだとお渡しの際に決済をする必要があります。これの不便な点は後日郵送対応などもできなくということですね。デジスマ決済は大丈夫みたいですがアプリを使える人でないと難しいですね。人力の確認が必要になるので、お越しの際、お帰りの際などは必ず受付にお声がけください。

言い訳がましい込み入ったことをいろいろ書きましたが、とりあえずよくわからなければ聞くか、電話か、メールをしてください。何とかしようと頑張ります。

2024.4.1　山内　孝夫