復職のページ
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次のような状態になってきたら、復職準備を始める目安になります。
気力が戻り、家事や日常生活がこなせる
不安や落ち込みが大きく波打たなくなってきた
集中力が一定時間続くようになった
生活リズムが整い、睡眠が安定している
気持ちが揺れても自分で対処できる時間が増えた
「完全に元気になってから」でなくて構いません。
大切なのは、働き続けられる基礎体力と安定性が戻っているかです。
毎朝同じ時間に起きられる
夜の睡眠が十分にとれている
昼夜逆転がなくなっている
生活リズムは復職の“基礎体力”そのものです。
1〜2時間程度の作業が続けられる
簡単なタスクならスムーズにこなせる
外出や読み書きで疲れすぎない
段階的に負荷を増やして確認することが重要です。
出勤を想像しても“圧倒される感じ”が減っている
気持ちの沈みや焦りが短時間で回復する
日常的なストレスに耐えられている
波がゼロである必要はありませんが、自力で持ち直せる範囲かどうかが重要です。
復職の際に人事・産業医などの面談が必要か
社内手続きにどれだけ期間がかかるか
復職する場所は同じ場所か異なるか
部署異動や業務量・シフト・役割などでの軽減業務が可能か
復職は “同じ働き方に戻る” のではなく、無理なく働ける条件を再設計するプロセスとも言えます。
職場の制度により細かな違いはありますが、基本的な流れは以下の通りです。
症状の経過
睡眠リズム
どの程度外出できるか
事務作業などへの集中力はどうか
復帰の流れはどのような形か
職場環境調整は可能か
これらを総合的に確認します。
復職開始日、必要な配慮(段階的な勤務時間など)について職場と調整しながら作成します。
勤務時間
業務量
シフト
ミーティング頻度
配慮事項
無理のない計画を会社と一緒に立てます。
最初は短時間勤務や負荷の低い業務から開始し、体調の安定を確認しながら段階的に戻していきます。
復職後は、以下が特に重要です。
睡眠・生活リズムを優先する
仕事を抱え込みすぎない
疲労やストレスを早めに調整する
定期的な医療フォローを続ける
環境の問題点を一人で抱え込まない
復職は「ゴール」ではなく、安定して働き続けるためのスタートラインです。
状態・体力・集中力・再発リスクを丁寧に評価します。
段階的な勤務や配慮事項の記載にも対応します。
負荷がかかりやすいポイントを一緒に整理します。
状態の安定と再発予防のため、段階的にサポートします。
受診の流れや当日の所要時間はこちらにまとめています。
→ 初診案内ページへ