気分が落ち込むときに知っておきたいこと

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気分が落ち込むときに知っておきたいこと

気分が落ち込むときに知っておきたいこと

気分が落ち込む、朝起きるのがつらい、やる気が出ない——

こうした症状が続くと、日常生活や仕事に大きな支障を及ぼすことがあります。

ここでは 「症状から考えられる病名」→「各疾患の解説」 へ進む形で、より正確にご自身の状態を理解できるようまとめました。

症状から考えられる病名

以下のような症状がある場合、次のような病気・状態が関係していることがあります。

● 代表的な症状

  • 気分が落ち込む状態が続く

  • 朝の倦怠感が強い

  • 集中力の低下

  • 眠れない/寝すぎてしまう

  • 食欲の変化

  • 極端な疲れやすさ

  • 仕事・家事のパフォーマンス低下

これらの症状が続く場合、以下の疾患が考えられます。

考えられる病名と特徴

うつ病(Major Depression)

<特徴>

  • 気分の落ち込みが2週間以上続く

  • 喜びを感じにくくなる

  • 食欲・睡眠の変化を伴いやすい

  • 身体症状(頭痛・胃腸症状)として出ることもある

<ポイント>

ストレス、遺伝的要素、性質、環境変化などが複雑に関与します。

適応障害(Adjustment Disorder)

<特徴>

  • 仕事や家庭のストレスが明確なきっかけ

  • その環境に対する強い負担感・不安・抑うつ

  • ストレス状況が続いている際に強くなる傾向

<ポイント>

「原因となる出来事がはっきりしている」ことが大きな特徴です。

自律神経の不調(ストレス関連)

<特徴>

  • 動悸

  • めまい

  • だるさ

  • 胃腸症状

  • 眠りの質の低下

心理的ストレス・生活リズムの乱れが影響しやすい状態です。

発達特性(ADHD/ASD)に関連する二次的な落ち込み

<特徴>

  • 仕事での負荷・ミス・人間関係の悩みが引き金になる

  • 自己否定感からうつ状態に見えることがある

  • 本来の困りごと(集中・整理整頓など)が背景に存在する

身体疾患に伴う抑うつ(例:甲状腺機能異常など)

<特徴>

  • 身体的な病気が原因で気分の低下が起こる

  • 倦怠感・むくみ・動悸など身体症状が目立つ

  • 血液検査で判明することもある

受診をおすすめするタイミング

次のようなケースでは、一度ご相談いただくことを推奨します。

  • 2週間以上つらい状態が続いている

  • 仕事・家事・学校などに支障が出てきている

  • 朝起きられず、遅刻や欠勤が増えてきた

  • 眠れない日が続いている

  • 身体症状(動悸・胃腸症状)を伴う

  • 誰にも相談できず一人で抱え込んでいる

当院でのサポート体制

● 丁寧な問診と背景理解

性質・環境・生活習慣を踏まえて状態を評価します。

● 薬は必要最小限に

生活習慣・睡眠・栄養も含めた総合的アプローチ。

● 仕事・学校との調整サポート

休職・復職の相談も可能。

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