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こんにちは、サプリ販売もはじめたので栄養素を含めメンタルヘルスのことについてみていきます。
今回は不眠症と栄養素ついて、眠りの質に大きく関わる5つの栄養素を紹介します
眠れない・寝つきが悪い・夜中に何度も目が覚めてしまう——。
こうした睡眠の悩みは、ストレスや生活習慣だけでなく、体内の栄養バランスが原因になっていることがあります。
特に、現代の日本人では特定の栄養素が不足しやすく、「眠りの質の低下」という形で症状が出ることも珍しくありません。
マグネシウム
神経の興奮を抑える“ブレーキ役”
マグネシウムは神経の興奮を落ち着かせ、筋肉の緊張を和らげる働きを持つミネラルです。不足すると次のような症状が出やすくなります。
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寝つきが悪い
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体が緊張してリラックスできない
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夜中にビクッと目が覚める
現代人の食生活では不足しやすく、特にストレスが多い人は消耗が大きくなりがちです。寝る前にマグネシウムを少量補うだけで睡眠が改善する方も多い栄養素です。
ただ摂りすぎるとお腹が緩くなったりするので注意してください。
亜鉛
ストレス対処に欠かせないミネラル
亜鉛は、神経伝達物質の調整やホルモンバランスに関わる重要なミネラルです。不足すると 眠りが浅くなる・焦りや不安が強くなる といった症状が起こりやすくなります。
さらに亜鉛はタンパク質の合成にも関わるため、体の修復がうまく進まず、疲れが抜けない → 夜間覚醒につながるという悪循環を生むこともあります。
精神的なストレスの多い方は、消耗が大きく「隠れ亜鉛不足」になりやすいので要注意です。
ビタミンB6
睡眠ホルモンの材料になる
ビタミンB6は、セロトニン → メラトニンという睡眠のホルモンの生成に欠かせない栄養素です。
不足すると次のような状態が出やすくなります。
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気持ちが落ち込みやすい
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夕方以降にだるくなる
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メラトニンが作れず「寝つけない」
B6はストレスで消耗しやすいため、疲労が続いている方・気分が揺れやすい方には特に大切です。
ビタミンD
睡眠リズムを整える“体内時計”の鍵
ビタミンDは骨のビタミンと思われがちですが、実は睡眠リズムを司る脳内ネットワークにも深く関わっています。
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朝の覚醒
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夜間のメラトニン分泌
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免疫と炎症の調整
これらすべてに関わるため、ビタミンD不足の人は「夜型になりやすい」「寝ても疲れが取れない」といった症状が出やすくなります。血液検査でも不足が非常に多く、日本人の半分以上が欠乏レベルと言われるほどです。
オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)
脳の炎症を抑えて眠りを深くする
EPAやDHAは脳の細胞膜をしなやかに保ち、神経の情報伝達をスムーズにします。特にEPAは“脳の炎症”を抑える作用があり、次のような方に効果が出やすい栄養素です。
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寝ても疲れが取れない
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寝つきが悪い
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ストレスで眠れない
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起きた時に頭が重い
また、夜間覚醒が減ったという報告も多く、睡眠の質を底上げするサポートとして非常に相性のよい栄養素です。
まとめ
「眠れない時は、まず栄養状態を整える」
睡眠は“脳の機能”であると同時に、“体のコンディション”の影響を強く受けます。寝室の気温・湿度(暑い・寒い・蒸し暑い)、体温(かぜで熱が出た時は浅眠)などもありますがこういった栄養素が不足していることも多いです。薬を使う前に、あるいは薬と併用しながら、不足しやすい栄養素を整えることはとても有効です。
▶ 最低限チェックしたい栄養素
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マグネシウム
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亜鉛
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ビタミンB6
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ビタミンD
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オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)
これらを補うだけで「寝つき」「夜間の覚醒」「翌朝のスッキリ感」が改善する方は少なくありません。



