
目次
こんにちは。
最近は薬物療法の極小化を目指していろいろ考えてみています。前回の記事もそうでしたが、栄養からのアプローチが今のところしやすいかな(とはいえコスト面がそれなりにかかるのですが)と考え少しまとめてみます。
食事が基本、まずこのサプリから
気分の落ち込みや意欲の低下は、「心の問題」として捉えられがちですが、実は“栄養の偏り”が背景にあるケースも少なくありません。まず大切なのは日常的な食事。野菜・果物・タンパク質・適度な脂質を含む食事を基本としながら、それだけでは十分に補えない場合に、サプリメントが補助として役立ちます。今回は「アンチエイジングよりも精神・意欲改善」に焦点をあてたサプリの組み合わせについて考えてみます。
食事が基本、その上でサプリを
抗酸化・老化予防を目的とするサプリは健康長寿への貢献は大きい一方で、うつ・意欲低下の改善という観点では、神経伝達物質や脳代謝に直結する栄養が優先されます。いわば“外向き(アンチエイジング)”ではなく“内向き(精神・脳機能)”という視点が重要になります。
最初に検討すべきサプリ組み合わせ
以下は、精神面を支える「基本セット」と言える栄養素です。薬との併用や既往がある方は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
① オメガ-3系脂肪酸(EPA/DHA)
脳細胞膜の材料となり、炎症抑制や神経伝達にも関与します。うつ傾向を改善したという研究も多く、食事で魚が不足しがちな方ではサプリが第一候補になります。
② ビタミンD
血中濃度が低いと気分低下・疲労感・不調につながる可能性があります。日照時間の少ない生活スタイルでは特に不足しやすく、検査による確認が望まれます。
③ ビタミンB群(B6/B12/葉酸)+マグネシウム
神経伝達物質(セロトニン・ドーパミンなど)の合成にはこれらの栄養素が不可欠です。集中力・意欲の低下や不安感は、この“代謝ルートの滞り”によって生じることがあります。
④ 鉄分(特にヘム鉄) – 見落とされやすいが非常に重要
女性や若年層では、鉄不足が気分低下・集中力低下・疲労感の背景にあることが少なくありません。血液での酸素運搬だけでなく、脳内でのドーパミン・ノルアドレナリン合成にも鉄は不可欠です。
フェリチン(貯蔵鉄)が低い場合、・疲れが抜けない・やる気が出ない・朝起きられないといった症状が生じやすくなります。食事でレバー・赤身肉・魚などが十分に取れない場合には、ヘム鉄サプリが選択肢となり得ます。採血で確認してから、適量を補うことが望まれます。
食事+サプリの活用ポイント
-
魚・肉・卵・豆類など、“タンパク質+ミネラル”を意識して食事を構成しましょう
-
サプリ開始前に「フェリチン」「25-OHビタミンD」「B群」などの採血確認ができると最適です
-
サプリはあくまで補助であり、睡眠・運動・生活リズムの見直しと組み合わせることで効果が出やすくなります
少しでも「最近やる気が出ない」「頭がぼんやりする」と感じる時、まず栄養面から見直すことは“こころのケア”の第一歩にもなります。
詳細についてはまたおいおいまとめていこうと思います。



